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~中山道を往く~  -播磨町・稲美町・加古川・高砂でオシャレな注文住宅を建てるならPal STYLEへGO!-

こんにちは。Pal STYLE加古川オフィスです。

ここ数日、急に寒くなってきていよいよ本格的に冬の到来ですね。
そんな寒い中、当社定休日である水木の連休を利用して五街道の一つである、”中山道”の宿場町を訪れてきました。

一般的に木曽路として知られる区間で、11ある宿場町のうち、”奈良井宿” ”妻籠宿” ”馬籠宿”を訪れてきましたので、写真も添えながら、少しご紹介したいと思います。

まず向かったのが”奈良井宿”
前日に飲み会が入っていたこともあり、朝早く起きれないことも考慮して、遅めの出発になるだろう…ということで、ここで宿も手配しておきました。
奈良井宿は、長野県に属しています。ちなみに私にとって、長野県は初訪問。

思ったよりも早く着いたので、宿に荷物を預け街を散策。
想像以上の素晴らしい風景に、いきなり気分は高まります。
軒を連ねるという言葉がピッタリの、美しい街並みを形成しています。
大きな火災があまりなかったということで、江戸時代後期の建物も多く現存し、景観保存地区にも指定されています。

建築に携わる者として意外だったのが、軒が深い家が多いこと。
このあたりの建築様式として一般的なのが、3枚目の写真のようなもの。
2階が尺五寸(約45㎝)オーバーハングしており、(跳ねだしている)
2階の屋根は出桁があり、深いところでは約1間(約1.8m)ほど軒が出ています。
意外だと感じたのは、雪の多い地域でこれだけ軒を出したり、屋根勾配が緩いと雪の重みで損傷するのではないか?という推測から。

しかし、理由は明快。
このあたりはあまり雪が降らず、積もることがあってもせいぜい20~30㎝ほどとのこと。
周囲の高い山々が(御嶽山等)、山陽地方のような状況を作り出していると推察します。ただし、このあたりは標高が約1,000m!
六甲山よりも高い場所に位置するということで、とにかく寒かったです!次第に手の感覚がなくなり、手を擦り合わせ、白くなった息を吹きかけるとたちまち手が湿り、「あぁ、これが結露か…」と変なところで、理屈を理解しました(笑)

そして、翌朝向かったのが”妻籠宿”
ここは、木曽路の宿場町で初めて景観保存の活動に取り組んだ集落です。
集落の一番奥の方にある「寺下地区」は車輌の通行規制がされていることもあり、突然、お侍さんや、草鞋を履いた人々が出てきても違和感のない雰囲気。

そしてこの日ラッキーだったのが、何の事前知識もなく
この妻籠宿の「脇本陣」に入ったのですが、写真のように美しい光が囲炉裏まで射し込みなんとも幻想的なシーンになっていました。
私はたまたま正午に入ったのですが、このシーンを見るために1時間ほど待機していたアマチュアカメラマンの方がたくさんいました。
インスタグラムのハッシュタグでも出てきます。
#脇本陣 #囲炉裏の光 #脇本陣奥谷
等で、検索してみてください。

これだけの光景は、太陽の低くなる冬の正午にしか見られないとのこと。
しかも天気が良い日のみ!ラッキーとしか言いようがありません。

次に向かったのが、一番南に位置する”馬籠宿”
有名な逸話としては、関ヶ原の戦いに遅刻した徳川秀忠は、この馬籠宿に到着したときに、戦勝報告を受けたそうです。
いやいや、関ヶ原までまだかなりありますよ(笑)
かなりの大遅刻だったことがわかるエピソードですね。

ここ”馬籠宿”は坂に沿ってずっと家や商店が並んでいます。
島崎藤村の生まれ故郷としても有名ですね。ここ馬籠宿の本陣出身です。
ちなみに先ほど紹介しました、”妻籠宿”の脇本陣は、島崎藤村の初恋の人が嫁いだ先だったそうです。

たった1泊2日の短い旅でしたが、内容の濃い充実した時間でした。

やはり、”旅”は良いものですね。
また、連休を使ってどこかに行きたいと思います。

さて、いよいよ年末が近づいてきましたが、
今週もPal STYLEでは皆様に情報をお届けしたく、チラシも配布しております。
配布エリア外にお住まいの方、新聞を取られていない方は、こちらからダウンロードしてください→コチラ↓↓